お家の学び舎

― 1時間目 ―
良い住宅会社の見分け方

1. 建築現場を見る

気になっている住宅会社の建築現場が近くにあったら、近くまで見に行ってみるのもいいでしょう。

いきなり現場の中を見たいと言えば、快く見せてくれる会社もあるかもしれませんが、安全上お断りされるかもしれません。
材料や職人の腕の良し悪しまではわからなくても、現場の掃除の具合なら家の外回りや、窓から見える中の様子で分かるかもしれません。散らかった現場では気合の入らない雑な仕事しかできません。

現場がきれいに整理整頓されているかどうかだけでも見てみるのもいいでしょう。

2.何事も親身に応えてくれそうか

新築住宅を考えるとなると、住みたい場所の土地や、建物の大きさ、借入れの方法など、心配事は尽きないもの。
それらの心配事に相談に乗り、解決に向けて動いてくれる業者は、基本的に良い業者だと言えます。

しかし会社の外観や、接客した一人の営業マンの態度から、それをすべて推し量るのは難しいでしょう。
相談を持ち掛けて、時間がかかっても後日にしっかりとした回答をしてくれたり、相談に対して真摯に答えようとしてくれる態度は徐々に見えてくるはずです。
なんでも親身になってくれる会社を選びましょう。

3.家づくりの理念が明確に確立されていて得意分野がある

新築住宅で仕事をうまく回している工務店は、必ず自社特有の強み(理念)をもっています。
無垢材にこだわりをもっていたり、デザイン性の高い家づくりを重視していたり、最新設備を充実させ、機能性に富んだ暮らしを提案していたり、メンテナンス不要の家を謳っていたりと、他社との差別化を図るために、自社の強みを強調したいものです。

ホームページなどでもこのような理念が見える会社もあります。
是非あなたの理想に合う会社を調べてみましょう。