お家の学び舎

― 2時間目 ―
展示場見学の心得

1.家具やインテリアに惑わされない

モデルハウスには様々な家具が綺麗に配置されていて、素敵なインテリアにコーディネートされているところがほとんどです。美しくコーディネートされたインテリアは、その住宅に対するイメージ、第1印象に強く影響することがあるため、各社が注力しているはずです。
そういったインテリアから受ける印象に惑わされて、内装にばかり目がいきそうですが、住宅の性能・規格・スペック・価格も決断するためには大事な要素になります。きちんと確認するようにしましょう。

2.オプションをチェックする

展示場は良く魅せるために、様々なオプション商品が展示されています。展示場にあるものがそっくり付いているとは限りません。
展示場にあるものが気に入ったからと言って、それを設置しようとして、金額が大きく跳ね上がることもあるかもしれません。
標準の仕様がどこまでで、どういうものがオプションなのか確認しておきましょう。

3.営業マンだけで判断しない

住宅展示場で出会った営業マンは、熱心に「土地はお持ちですか」「ご予定は」「お仕事は」などと矢継ぎ早に質問を浴びせ、契約するまで何度も何度も営業してくる営業マンも多いでしょう。
ついつい熱心さに負けて印鑑を押したら途端に顔を見せなくなったなんていう話は決して珍しくはありません。特にノルマに追われる大手の営業マンは、とても契約した後の顧客のことにまで手が回らないというのが実情。さらに大手の営業マンには転勤がつきものなので、余計にフォローができないのです。もしあなたが大手のブランド力よりも、顔の見える関係でずっとフォローが続くことを重視するならば、断然、地域密着型の地元の業者を選ばれることをお奨めします。